APIキーが溶けていく恐怖。ジェミニに泣きついた話

APIキーが溶けていく恐怖。

まずはどうでもいい話から。

最近、クロードコードが突然関西弁で話すようになった。

「〜やで」
「〜やん」

みたいな感じ。

自分で設定した覚えはない。

気づいたらそうなっていた。

AIってたまにこういう謎の挙動をする。

「なんで関西弁になったんだろう?」

と思いながら使っていたら、数日後には普通の標準語に戻っていた。

……ちょっと寂しかった。

別にAIに感情移入しているつもりはない。

でも毎日のように会話していると、少しずつ愛着みたいなものが出てくる。

急に距離感が変わった感じがした。

なので自分で設定した。

「関西弁で話してください。名前はクロで」

すると普通に受け入れてくれた。

こういう細かいカスタマイズができるところは、AIの面白いところだと思う。

ちなみにAIに名前をつけて使っている人は意外と多いらしい。

道具として使うだけじゃなく、相棒みたいな感覚で使う人がいるのも少しわかる気がする。

というわけで、クロよろしく。

……ただ、本題はここから。

今回は楽しいAI活用の話ではない。

「APIキーが減っていく恐怖」と戦った話。

クロードコードを使い始めて約2週間。

便利さに感動していた一方で、初心者ならではの落とし穴にハマった。

目次

APIキーとProプランの関係がよくわかってなかった

クロードコードを使うにはAPIキーというものが必要になる。

ここで自分は大きな勘違いをしていた。

「自分はClaudeのProプランに入っているから、その範囲で使えるんじゃないの?」

と思っていた。

でも実際には違った。

ブラウザで普通にClaudeと会話するProプラン。

そしてプログラムからClaudeを呼び出すAPI。

この2つは別物だった。

クロードコードはAPIを使って動いているため、使い方によってはProプランとは別にAPI料金が発生する。

これを理解していなかった。

管理画面を見る。

するとクレジットが減っている。

最初は、

「まあ少し使っただけかな」

くらいだった。

でも時間が経つにつれて、

「あれ?結構減ってない?」

となった。

数字で減っていくのを見ると、想像以上に怖い。

特に初心者の場合、

「何が原因かわからない」

という状態が一番怖い。

上限で止まった。でも安心できなかった

幸い、月の使用上限は設定していた。

そのため一定額に達したところで一旦止まった。

「上限設定していて助かった」

最初はそう思った。

でも、ここからまた判断を間違えた。

原因がわからない。

なぜこんなにAPIを使っているのかわからない。

だったらクロード自身に原因を調べてもらえばいい。

そう考えた。

「クロードが使えなくなった原因をクロードに調べてもらおう」

今考えると少し不思議な状況だけど、その時はそれが一番早い方法だと思った。

そこで月の上限を引き上げた。

そしてクロードに原因調査をお願いした。

すると……

調べている間にも使用量が増えていく。

画面を見る。

数字が減っている。

また見る。

さらに減っている。

「原因を調べるために使っているのに、その調査自体で料金が発生している」

この状況がかなり怖かった。

止めたい。

でも止めたら原因がわからない。

原因を調べるには使う必要がある。

使えば使うほど減る。

完全に自分で作ったループに入っていた。

止めようとしたら逆に詰んだ

そこで考えた。

「APIキーを止めればいいんじゃないか?」

今考えると単純すぎる。

でも、その時は必死だった。

APIキーを無効化。

これで安心……と思った。

ところが。

クロードコードが動かない。

当然だった。

クロードコードはAPIキーを使って動いている。

車の鍵を抜いて、

「なんでエンジンかからないんだ?」

と言っているようなもの。

でも焦っている時って、本当にこういう当たり前のことに気づかない。

「あれ?設定がおかしいのかな?」

とまた触る。

調べる。

試す。

さらに混乱する。

そして気づく。

「触れば触るほど状況悪化してない?」

ということに。

課金系のトラブルって、焦って操作すると余計に沼に入る。

ゲームで負けた時に同じボタンを連打してしまう感じに近い。

最終的にジェミニに助けを求めた

結局、一度全部触るのをやめた。

APIキーを無効化した状態で放置。

そして別のAIに相談した。

「クロード使えなくなったんだけどどうしたらいい?」

相手はジェミニ。

クロードのことで困って、ジェミニに相談するという不思議な状況。

でも助かった。

ちゃんと状況を整理してくれた。

AIを複数使う意味って、こういうところにもあるんだと思った。

普段はそれぞれ得意分野で使い分けるものだけど、

「一方が使えなくなった時に別のAIへ聞く」

という使い方もあり。

非エンジニアの自分にとっては、新しいサバイバル術が増えた感じがする。

今回学んだこと

  • ProプランとAPI利用は別物として考える
  • 課金が発生する仕組みは最初に確認する
  • 焦って設定を触り続けると余計に迷子になる
  • わからない時は一度止める
  • 困ったら別のAIに相談するのも有効
  • 使用上限を設定しておくのは大事

正直、今でもAPI周りを完全に理解したとは言えない。

でも、こういう失敗から覚えていく部分もあると思う。

「よくわからないけど便利だから使う」

から始めて、

「痛い目を見ながら仕組みを理解する」

という流れ。

たぶんAIを使い始めた人の多くが、似たような経験をするんじゃないかと思う。

特にこれからAIエージェントを使う人は、便利さだけじゃなく、裏側で何が動いているのかを少し意識した方がいい。

自分もまた何かやらかす気がする。

その時はまた記事にします。

次はもう少し平和なAI活用の記事を書きたい。

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この記事を書いた人

52歳、自営業。エンジニアではない。コードは書けない。

ある日Xで「VPSにClaude Codeを入れると24時間AIが働いてくれる」という投稿を見て、その日のうちにVPSを契約した。意味はよくわかっていなかった。

Geminiを通訳にしながら、Claudeに丸投げしながら、tmuxに出られなくなったり、パスワードをチャットに貼ったり、SSH鍵で1日溶かしたりしながら、気づいたら声でメモを取ってメールが来る生活になっていた。

エンジニアじゃなくても、なんとかなってる。たぶん

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