しばらく使っていて、気になることが出てきた。
VPSの中に、いつの間にかClaudeがたくさんいる。
ブログ用のセッション、スクリプト作業用のセッション、ちょっと質問したいときに開いたセッション。
tmuxのウィンドウを切り替えるたびに、どこで何を話していたかわからなくなる。
「このClaudeはどのClaudeだっけ」という状態が続いていた。
会話が混ざるのが嫌だった
プロジェクトの作業中に「そういえばこれどうやるんだろう」と思って、同じセッションで聞いてしまうことがある。
作業の文脈に雑多な質問が混ざると、Claudeも混乱するし、自分も後で見返したときに何をしていたのかわかりにくい。
チャットの履歴が散らかる感覚がずっとあった。
解決策はシンプルだった。
「ちょっと聞く用の部屋」を一つ固定で作ればいい。
専用の秘書部屋を作った
tmuxのセッションを一つ、秘書専用として固定することにした。
作業用のセッションとは別に、「秘書部屋」という名前のセッションを常に立ち上げておく。
気になったことはここで聞く。
調べてほしいことはここに投げる。
プロジェクトの作業とは切り離した専用の場所だ。
これだけのことで、セッションの使い分けがすっきりした。
どのClaudeに何を話しているかが明確になった。
iPhoneの音声入力で指示を出せるようにした
秘書部屋を作ったついでに、もう一つ仕組みを追加した。
iPhoneの音声入力で話しかけると、その内容が秘書部屋のClaudeへの指示として届く、という仕組みだ。
外出中に「○○市の人口調べてLINEで送って」と話しかけると、帰宅前にLINEに結果が届いている。
パソコンを開かなくても、歩きながら指示を出せる。
以前に作ったX→LINE通知の仕組みがそのまま使い回せた。
「調べた結果をLINEに送る」という部分は、すでに動いているものをつなぐだけでよかった。
一度作った仕組みが別の場面でも使えるのは、地味に嬉しい。
LINEとメールを使い分けている
指示の内容によって、結果の届け先を使い分けている。
さっと確認したいことはLINEで届くようにする。
「○○市の人口」「今日の天気」「この単語の意味」など、一言で返ってくるものはLINEが向いている。
スマホで通知が来てすぐ確認できる。
じっくり読みたい情報はメールで送ってもらう。
「この件についてまとめて」「いくつかの選択肢を比較して」など、内容が長くなるものはメールのほうが読みやすい。パソコンで落ち着いて確認できる。
この使い分けは指示のときに「LINEで送って」「メールで送って」と言葉を加えるだけでいい。
Claudeが内容に合わせて送り先を変えてくれる。
これができるのはVPSで接続しているから
この仕組みが成り立つのは、VPSにClaudeが常駐しているからだ。
ブラウザのClaude.aiは、タブを閉じたらそこで終わりだ。
24時間動き続けることはない。
秘書部屋を作っても、パソコンを閉じたら誰もいない部屋になってしまう。
VPSにClaude Codeを入れて、tmuxの中で動かし続けているから、自分が寝ていても外出していても秘書はそこにいる。
iPhoneから指示を投げれば、帰宅前に結果が手元に届く。
「AIが24時間働いてくれる」という状態が、この仕組みの前提になっている。
声で指示してスマホに届く、という感覚
実際に使ってみると、思っていたより快適だった。
スマホに話しかけるだけで、後から結果が手元に届く。
調べる手間も、画面を見続ける必要もない。
「気になったことを声にする」だけで完結する。
外出中に思いついた調べ物を帰宅後にまとめてLINEで確認する、という使い方が定着してきた。
「後で調べよう」と思ったまま忘れることが減った。
秘書部屋を固定したことで、「Claudeはここにいる」という感覚ができた。
どのセッションに何を話しかければいいかが決まっているのは、思ったより使いやすい。
次回:秘書部屋にもう一つ機能を追加した話
この秘書部屋、実はもう一つ機能を追加した。
「調べてLINEで送って」ができるなら、あれもできるんじゃないか、と思ってやってみたら、想像以上にうまくいった。
使い始めてから、これが一番便利かもしれないと感じている機能だ。


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