アプリパスワードとは|WordPressに自動投稿できるようになった仕組みの話

アプリパスワードとは|WordPressに自動投稿できるようになった仕組みの話

アプリパスワードという単語を知ったのは、WordPressに自動投稿する仕組みを作ろうとしたときだ。

「ブログの記事、投稿してもらえる?」とClaudeに頼んだら、「WordPressのアプリパスワードが必要です」と言われた。Pythonがどうとかスクリプトがどうとか説明されたが、正直よくわかっていない。
とりあえず言われた通りにパスワードを発行したら動いた。
普通のパスワードとは別に作るものらしい。
なぜ別に作るのかは、後から少しずつわかってきた。

目次

アプリパスワードとは何か

アプリパスワードとは、特定のアプリやツールのためだけに発行する専用のパスワードだ。

WordPressの場合、ログインに使う普通のパスワードとは別に、APIアクセス用の専用パスワードを発行できる。
このパスワードをスクリプトに埋め込んでおくことで、プログラムからWordPressを操作できるようになる。

なぜ普通のパスワードを使わないのか

プログラムにパスワードを書くとき、普通のログインパスワードをそのまま書くのはリスクがある。

スクリプトファイルが誰かに見られたとき、ログインパスワードが丸見えになる。
ログインパスワードが漏れると、管理画面に直接入られてしまう。

アプリパスワードを使うと、そのパスワードで使える操作がAPI経由のものに限定される。万が一漏れても、管理画面へのログインには使えないので被害を抑えられる。

もう一つのメリットは、パスワードを個別に無効化できることだ。
スクリプトを使わなくなったり、パスワードが漏れたりした場合、そのアプリパスワードだけを削除すればいい。
普通のパスワードを変更する必要がない。

WordPressでの作り方

WordPressのアプリパスワードはこの手順で作れる。

1. 管理画面にログインする

WordPressの管理画面(/wp-admin)にログインする。

2. ユーザー設定を開く

右上のユーザー名をクリックして「プロフィール」を開く。

3. アプリパスワードのセクションを探す

プロフィールページをスクロールしていくと「アプリケーションパスワード」というセクションがある。

4. 名前をつけて生成する

「新しいアプリケーションパスワードの名前」に何のために使うかわかる名前(例:「自動投稿スクリプト」)を入力して、「アプリケーションパスワードを追加」ボタンを押す。

5. 表示されたパスワードをコピーする

生成されたパスワードが表示される。このタイミングでしか表示されないのでコピーしておく。後から確認する方法はない。

生成されたパスワードは xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx のようにスペース区切りで表示される。スペースを含めてコピーして使えばいい。

一点注意がある。アプリケーションパスワードの機能はSSL化(https)されていないサイトでは使えない。
プロフィールページを開いてもそのセクション自体が表示されない。
WordPressでアプリパスワードを使いたい場合は、先にSSL化を済ませておく必要がある。

実際にどう使うか

Pythonのスクリプトでは、こんな形でWordPressのAPIに接続する。

ユーザー名とアプリパスワードを ユーザー名:アプリパスワード の形で渡す。
スペースが入っていても問題ない。
これだけで記事の投稿や更新がプログラムから操作できるようになる。

このブログの記事も、Claudeを使ってPythonスクリプトが投稿する、という仕組みで動いている。
その仕組みを動かしているのがアプリパスワードだ。

まとめ

アプリパスワードとは、特定のアプリやプログラム専用に発行するパスワードだ。

普通のログインパスワードとは別に作ることで、プログラムからWordPressを操作できるようになる。
万が一漏れても管理画面には入れないので、直接ログインパスワードを使うより安全だ。

WordPressに自動投稿したいとか、APIで記事を操作したいという場合は、アプリパスワードを発行するところから始まる。

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この記事を書いた人

52歳、自営業。エンジニアではない。コードは書けない。

ある日Xで「VPSにClaude Codeを入れると24時間AIが働いてくれる」という投稿を見て、その日のうちにVPSを契約した。意味はよくわかっていなかった。

Geminiを通訳にしながら、Claudeに丸投げしながら、tmuxに出られなくなったり、パスワードをチャットに貼ったり、SSH鍵で1日溶かしたりしながら、気づいたら声でメモを取ってメールが来る生活になっていた。

エンジニアじゃなくても、なんとかなってる。たぶん

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