第1話|XでVPSの投稿を見てその日に契約した話

第1話|XでVPSの投稿を見てその日に契約した話

ことの発端は、Xのタイムラインに流れてきた一つの投稿だった。

「VPSにClaude Codeを入れたら、24時間AIが自分の代わりに働いてくれる」

意味はよくわからなかった。
VPSって何?Claude Codeって何?でも「24時間働いてくれる」という部分だけが脳に刺さった。
自分は普段からAIをよく使っていたし、自動化とか効率化という話には目がない。
気づいたらその投稿を何度も読み返していた。

目次

まずGeminiに全部聞いた

わからないことはAIに聞く。
これが自分の基本スタイルだ。

さっそくGeminiに「VPSって何ですか」から始めた。
「仮想専用サーバー。クラウド上に自分専用のパソコンを持つようなイメージです」。

なるほど。

次に「Claude Codeって何ですか」と聞いた。ここで少し混乱が始まった。
Geminiは「Claudeというメーカーが作ったコードを書くためのAIツールです」という感じで説明するのだが、自分が知りたいのはそういう話ではなくて「VPSに入れると24時間働いてくれるやつ」の話だ。

なかなか噛み合わない。
今思えば、Geminiは「Claude Code(AnthropicのCLIツール)」を「Claudeが書いたコード」という意味で解釈していたっぽい。

それでもめげずに質問を続けた。
「さくらのVPS for Windows Serverとシンクラウドの普通のVPSは何が違いますか」
「初心者にはどちらがおすすめですか」
「月いくらくらいかかりますか」。

Geminiは全部答えてくれた。
読んでいるうちに「これ、自分でもできるんじゃないか」という気になってきた。
AIの説明を読んで理解した気になれるのはAIのすごいところだと思う。
実際には全然わかっていないのに、なぜか「わかった」という感覚になれる。

その日のうちに契約した

勢いというのは大事で、Xの投稿を見てから数時間後にはシンVPSの申し込み画面にいた。

プランはどれにするか少し迷ったが、「余裕を持ったほうがいいだろう」と4GBのプランを選んだ。
よくわからないなりに、ケチらないほうがいいという判断だ。
クレジットカードの番号を入れて確認ボタンを押すと、あっさり完了した。

VPSを借りた。人生初のVPS。

セットアップしたら詰んだ

Geminiに教わりながらセットアップを進めた。
コマンドというものを打ち込みながら、Claude Codeを手動でインストールしていった。
よくわからないコマンドが画面に流れていく。
エラーが出たらまたGeminiに聞く。それを繰り返して、なんとかインストールが終わった、と思った。

いろいろ調べていたら、シンVPSにClaude Codeがプリインストールされたイメージがあることをたまたま知った。

は?

最初からそれを選べばよかったということ?

コマンドで頑張らなくてよかったということ?

再インストールした

VPSの管理画面に戻って、OSイメージの選択画面を開いた。
そこにClaudeが入った状態のイメージがあった。
最初からここにあったのだ。

プリインストール版を選んで作り直した。
数分で立ち上がった。

さっきまで数時間かけてやってきた作業が、選択肢を一つ変えるだけで不要になった。

ちなみに後から知ったのだが、このアプリ版はメモリ4GB以上のプランでしか使えない仕様だった。
結果的に4GBプランを選んでいたのは正解だったことになる。迷った末の判断が偶然ハマった形だ。

初日の感想

不思議と怒りはなかった。

「もっと早く調べればよかった」という後悔はあったが、それよりも「なるほど、こういうものがあるのか」という発見のほうが大きかった。

あの数時間で、VPSとは何か、コマンドとは何か、を体で覚えた気がした。

この日からAIを使った実験が始まった。
最初の1時間で早くも「やり直し」を経験したが、これはこれから続く奮戦記の序章に過ぎなかった。

次の話|第2話|Claude Codeが何を言っているのかわからなくてGeminiに通訳させていた話 →

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この記事を書いた人

52歳、自営業。エンジニアではない。コードは書けない。

ある日Xで「VPSにClaude Codeを入れると24時間AIが働いてくれる」という投稿を見て、その日のうちにVPSを契約した。意味はよくわかっていなかった。

Geminiを通訳にしながら、Claudeに丸投げしながら、tmuxに出られなくなったり、パスワードをチャットに貼ったり、SSH鍵で1日溶かしたりしながら、気づいたら声でメモを取ってメールが来る生活になっていた。

エンジニアじゃなくても、なんとかなってる。たぶん

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